グループホーム「とんとんハウス」の紹介!!


 とんとんハウスって何?

障害者が少人数で共同生活を送る場で、入居者はそれぞれ個室を持ち、自分の生活を自分でつくっています。トイレやおふろ、台所は共用なので、そうじの分担や時間の割り当てを、みんなで相談して決めています。生活ですから、もちろんゴミ出しの当番や洗剤などの買い足しもありますよね。そんなこんなをこなしながら、親元や施設ではできなかった野望()を実現したり、将来のひとり暮らしに向けて準備したりと、みんな自分の道を開拓しています。

とんとんハウスはどんな建物?

普通の木造2階建て民家(全4+リビング)を改造して、バリアフリーな家にしています。玄関にリフトをつけて、電動車イスを床上にあげられるようにしました。おふろは横になって体を洗えるように拡張して、浴槽も埋め込み、冷えないように暖房も付けました。洗濯機も埋め込み式です。

2つあるWCには手すりとウォシュレットをつけ、階段は昇降機を据え付けてあるのでラクラクです。各部屋とトイレには呼び出しブザーも完備(でも大声なら充分響く狭さの建物ですが)。

とんとんハウスの歴史!

できたのが1989年のことなので、今年(01年)で12年目です。当時、大阪市で初めての重度身体障害者グループホームでした(現在9ヶ所)。初めて親元を離れ、初めてできたグループホームで、初めての自立生活を経験していった初期メンバーは、今はみんなマンションでひとり暮らしです。創生期のごっちゃごちゃのなかで、親元にいた頃とは比べものにならないぐらいの経験をつみ、みんなたくましくなりました。その間、駅員店員銀行員、たくさんの地域の人々も、言語障害が重くとも入居者とじかにコミュニケーションがとれるまでになりました。

1995年に「すてっぷハウス」というもうひとつのグループホームができました。こちらは広くてエレベーターもあったぐらいです。でも2001年春には賃貸の契約が切れて、その役目を終えました。このとき多くの入居者がひとり暮らしに移りました。だから喜ばしいことでもあったのです。

とんとんハウスとすてっぷハウスを合わせて、今まで13人のメンバーが入居しました(グループホーム圏、現入居者も含む)。その間もっと多くの体験入居者を受け入れながら、グループホームは今日も歴史をつづり続けています。

入居者の生活は?

01年現在、5人がグループホーム入居者として登録しています(そのうち2人はグループホーム圏として一人暮らし)。とんとんハウス本体には3人の男性入居者がいます。介護者も男性なので、男ばっかりです。でも昨年度までの間の、半分くらいの期間は男女が混合して入居していました。

さて、みんなの平均的な生活パターンを以下に。午前78時にヘルパーがきて、朝のしたくをします。9時半頃には電動車イスでひとりさっそうと作業所の各部署へ行き、働いたりレクリエーションを楽しんだりします。午後56時に我が家のとんとんハウスへ帰ってきて、夕食、お風呂などをすました後は、それぞれの時間を楽しみます。ご飯は一緒に食べたり別だったり、もちろん外食のときもあります(カラオケ、温泉なんでもこい)。夜の介護は学生中心の登録介護者です。

月曜の昼間に入居者みんなで生活のもろもろについて会議をしています。悩みといえば・・・昔に比べて特にトラブルがないのですが、順調なようで実はこれがある意味問題かもしれません。土日は自由に、それぞれの休日を楽しんでいます。外出したり、昼寝したり。そんな様子の、とんとんハウスです。